子育連では数年前より行事当日のお手伝いだけでなく企画や子ども会議から中学生に参加してもらっています。
しかし、日が暮れてから中学生を公民館に集めるのは問題ですし、セオリーを知らない素人だけで子ども会議を進めることに限界を感じていました。
そこでNPOドネルモより講師を招いて、オンライン会議とファシリテーションの講座を開きました。
先ずは6月20日にオンライン会議講座。
納涼祭を想定した日程でしたが、中体連などで忙しく中学生は参加できませんでした。
しかし、子育連委員を中心に自治協と東区子連からも参加を戴いて、20名弱で開催することが出来ました。
マナーやコツのような物から、数名ずつに一旦分かれて再度あつまるブレイクアウトルーム機能、みんなで同時に書き込めるホワイトボード機能を体験しました。
また、東区役員は駐車した車内からの参加でした。
小1時間の参加で消費したデータ量は400MB程度だったそうです。
このように場所へ縛られないのがオンライン会議の強みです。
これなら日が暮れたあと、中学生を交えて会議が出来ますし、仕事の休憩時間や送り迎えの待機時間を利用して参加することも可能です。
続いて7/24にファシリテーション初等講座。
大人が7名、中学生が9名の参加。秋行事子ども会議のデモンストレーションとして行いました。
昨年のハロウィンワークショップと同じ枠で今年は近隣公園側を考えています。
大半の内容はまだ伏せておきますが、今回は入口付近で子どもたちが行う縁日を題材としました。
ファシリテーターとは、ああしろこうしろ指示を出すリーダーやレールの上を走らせる司会者ではなく、全員の意見を引き出したり着地点を明確にする調整役です。
あり物でなく西戸崎校区の秋行事、子ども縁日にローカライズさせた資料を作っていただきました。
ファシリテーターと書記、それ以外を参加者とし、4つのステップ毎に役割を交代しながら体験しました。
講師としては『③か④で行き詰まるだろうが、上手く纏めきれない体験も大切だ』という計画でした。
ところが学年も年齢も違うグループで振り分けているにも関わらず、中学生の取り組み姿勢のお陰なのか?参加父兄の配慮が効いていたのか?、どのテーブルも③実際に行う際の手順確認や④アイディアの組み合わせまで、バッチリ進むことが出来ていました。
ふと目を留まった中に、✕✕をして◯◯ とありました。
✕✕をして◯◯?意味が解らない、、と思い、それは何なの?と訊ねました。
・・・・
それ特許とって良か?!
もしかしたら日本中でやってる所ないんじゃないの?
しかも理に適ってるし。
例えるなら、踊りながら洗濯とか水遊びしながら麺を食べるような発想なのですが、後者が素麺流しとして日本中に広がっているように、これも同様に流行る可能性があるアイディアです。
あくまで子ども会議の予行演習であり、今回でた案をそのまま出店する訳ではありません。けれど西戸崎の子どもたち、中学生のポテンシャルは計り知れないなと感じました。
他にも隠し球や出し物は沢山あります。さぁて、楽しみになって参りました!
やるぞ!秋行事!!