スポーツいろいろ楽しんじゃいました!(スポーツブッフェ)

2022年6月10日金曜日

⑤スポーツ ⑦子ども

 子育連では 5/14() スポーツビュッフェを開催しました。

 

校区内スポーツ団体や志賀中運動部協力の元、小学生に様々なスポーツ体験をしてもらうイベントです。

 

少しでも雰囲気が伝わればと短い動画を作りました。スマホの方は全画面表示でどうぞ。

 



当日は晴れたのですが前日の雨でグラウンドには大きな水溜まりがあちこちに。中止にするのも忍びないが使える状態ではない。主催の大人が考えあぐねていたところ、ボランティアで集まっていた高校生や中学生たちが雑巾やバスタオルで吸い上げてくれました。

 

何処から持ってきたのかゴミ箱をバケツ代わりに水を運んで捨てる生徒、一輪車とスコップで砂を運んできて埋めてくれる生徒。高校生や3年生が指示を出し、手分けしてあっちの水溜まりもこっちの水溜まりも見る見るうちに無くなっていきます。

 

今回、ここがハイライトと言っても良い光景でした。数年前から中学生ボランティアを募り手伝って貰っていますが、その取り組みは間違っていなかったと確信が持てる体験でした。大人に指示され嫌々参加している訳でもない。この状況を見て、自分達で判断し『こうすれば良いやん』と行動する事が出来る。素晴らしい人たちが育っていると震えるほど感動しましたし、上から目線でなく心からありがたいと感謝しました。



 

ソフトボールはアワーズとソフトボール部が受け持ってくれました。ティーバッティングやストラックアウト、シートノックにキャッチボールと盛り沢山です。 

 


キャッチボールのこぼれ球が他のコーナーへ転がってるのを伝えると『危ないから方向変えるよー!』と中学ソフト部の号令で即座に改善されていきます。 

 

 

 今回のイベントは習っている子が力を見せつけるのではなく、慣れてない子にも楽しんでもらって『あいつセンスあるやん!』とか、自分が習っていない競技を体験して『初めてやったけどムズいわ!出来るアイツすげぇ』などお互いをリスペクトしあう切っ掛けが生まれることを目的の1つにしています。 

 


6月から西戸崎2丁目で開業される福岡トランポリンさんが4メートルのトランポリンを体育館へ持ち込んで。緑や水色のビブスを着ているのは志賀中生のボランティア。順番整理や誘導をしてくれました。



プロの指導で安全にトランポリン運動を楽しめました。

 

 

指導者によるデモンストレーションでは天井へ達する程の高さでどよめきが起こります。

  


お隣では西戸崎卓球クラブの皆さんに指導していただきました。写真を撮り忘れましたが、台へ届かない低学年の為に、床に置く手作りフェンスまで用意してくださいました。

  


子どもたちにも大人気で、予定時間を過ぎても、まだやりたい!という子が後を絶ちませんでした。中学生たちが作った看板も各ブースに設置。

 

 

子ども会議で6年生が発案してくれた低学年むけの紙飛行機コーナー。

 


サッカーはTipsが指導。お手製のキックターゲットに男の子も女の子も勢い良く蹴り込みます。

 



試合形式でミニゲーム。野球のユニフォームを着た子がサッカーをしています。他の写真でも気づいて戴きたいのですがサッカーのユニフォームを着た子がモルックをしていたり野球の格好をしてテニスをしたりしています。得意なジャンルに捕らわれず色々体験してみるスポーツビュッフェならではの様子ではないでしょうか。

 


陸上部考案の子ども向け障害物競走。主催者側は詳しい内容すら知りませんでした。ミニハードルからケンケンパ、バトンを拾ってゴールの中学生へ届ける。子どもたちも本気で楽しんでいます。

 


ルールはスタート地点にいる生徒が毎回小学生へ伝えてくれます。コースも中学生が自分達で作ってくれましたしハードルが倒れたら立て直す係もいます。大人の手助けは全く必要ありません。

  


フィンランド発祥のモルック。近頃人気のニュースポーツです。子どもたちも興味津々。

 


もちろん志賀中にはモルック部なんてありません。部活生が手分けして得点係など担当してくれました。ボランティアも得意なジャンルに拘らずチャレンジです。

 


剣道は志賀剣友会。敷居が高い印象ですが、小さな子には腕にセットした紙風船を竹刀で叩かせてくれ、高学年には防具の上から撃ち込ませてくれたり細やかな配慮が光ります。紙風船を外して腕に当たると大袈裟に痛がってみせ子どもたちを飽きさせません。

 


後半には指導者による模範演技。激しい音がするので怖がるかと心配していましたが子どもたちは食い入るように見ていました。新聞記者の方が子どもたちを取材していらしたのですが、意外にも1番人気は剣道だったそうです。しかも『相手の剣をバチバチッとして(捌いて)から撃ち込むのが凄かった』と剣捌きまで理解しての感想を述べた女の子が居たらしく、子どもだと侮れません。

 


ソフトテニス部によるテニス体験。低学年にはポンポンテニス。真剣な目でボールを追っています。



高学年向けにはラリー体験。ヤンチャなイメージの野球少年たちが満面の笑みでテニスを楽しんでいました。

 



西戸崎4丁目で営業されている中山ボクシングジム。ミット打ちや大型プロテクターを使った体験。短い時間でも『よーし!も一発、ツー!はいワン!続けて、こっちに、はい!ツー!』と流石プロの指導です。

 


タイミングを見計らって大人による迫力のマスボクシング。子どもたちは『本気でやってるんですか!?スゲェ!』と大興奮です。後日おこなわれた中学体育祭ではボクシングごっこをする小学生の姿が見られたこと報告しておきます。

 


スタンプラリー形式で体験シールを集めたらお土産のお菓子を貰えたり掴み取りなども。今回もアナウンスは中学生がやってくれました。会場のBGMも中3女子がSpotifyで3時間のプレイリストを組んでiPadからストリーミングで流しました。

 


 

本イベントは要約するのに苦労する充実した内容でした。これも参加いただいた各団体、中学生、父兄の皆様による御協力のお陰であります。この場を借りてお礼申し上げます。

  

これだけのスポーツ団体がこの西戸崎で活動されている。また校区の小学生の為に協力してくださる。本当に素晴らしい地域だなと改めて感じた次第です。

 

後日、西日本新聞にも掲載予定であること合わせて報告いたします。