11/7(日)西戸崎西緑地に於いて子育連主催のハロウィン・ワークショップおよび森のお絵描き大会、西戸崎体育協会主催のニュースポーツ体験会が行われました。同日、公民館で開催された文化祭に合わせ各催しを全て楽しめる複合型のイベントを目指しました。
当日参加した志賀中吹奏楽部の演奏をBGMにスライドショーを纏めました。動画を再生すると音が出ます。また音楽に合わせ激しく写真が動きますので目を回さないようご注意ください。
紅蓮華は8フィールの16ビートで符割が細かく特にドラムや低音楽器は大変だったでしょう。メンバーが指揮者のタクトに集中することで序盤の躓きを立て直しダイナミックなサビへ繋げていく。そして最後のブレイクもピシャリと決まり観客も含め皆の気持ちが1つになった瞬間でした。繰り返し拝聴しましたが1分半のなかスポーツの試合に勝るとも劣らないドラマが感じられ興味深かったです。
ワークショップですので曲の披露だけでなく各パートの解説を交えて頂きました。紅蓮華よりこちらが格好良かったという声も多く聞かれ、これをきっかけに吹奏楽部を志す小学生も現れるのではと期待しています。
メインブースとして普段個人で活動されている町内の作家さんや中学生グループに7つのワークショップを出してもらいました。
ドライフラワーアレンジメント。クリスマスリースなどを作ったのですが、そう組み合わせるの⁉という思いがけない発想が子どもたちから出てきて、講師の方も勉強になりましたと話されていました。
コーヒー豆と触れあおう。コーヒー豆がどのような状態で栽培されているのか知る。そして緑色の生豆を自分で焙煎する体験。『僕は子どもやけん飲めんけどお父さんお母さんはコーヒー好きです』という男の子に『君が自分で焙煎した豆でコーヒー入れてあげたらお母さんたち喜ぶよ~』と声を掛けると両親の顔を思い描いたのか嬉しそうに目を輝かせていました。
エコたわし作り。編み物で洗剤要らずなタワシを作りました。男の子も来てくれて意外と集中力もあり驚きました。
バスボム。カラフルで可愛い入浴剤です。材料を混ぜて好きな色やデザインに出来ます。こちらは中学生グループの出展。頑張ってくれました。
ハーバリウム。ガラス瓶にオイルとドライフラワーなどを入れる綺麗な植物標本です。小さな松ぼっくりや色の着いたコケなど自由に使い、テーマまで自分で決めて拘って作る子もいました。直射日光に当てないよう注意事項を伝えると『はい!絶対おきません!』素直な返事が返ってきました。
UVレジン。紫外線で硬化する樹脂を使ったアクセサリー作り。こちらは中学生の女の子とお母さんが出展。手が回らずバタついていると5年生の女の子たちが『私たち手伝います!』と助けてくれました。話をすると同じ先生に担任をしてもらった共通点があったようで『めちゃ良い先生!大好き!』と盛り上がったそうです。
当日は地域の様々な団体にもお声かけをして一緒に活動していただきました。
西戸崎体育協会にも普段は単独で開催されている家族レクリエーションを同日同会場で行ってもらいました。フィンランド発のモルック、輪投げ、果物ダーツなどこちらは年齢問わずに参加でき大変盛り上がっていました。
1日に必要な野菜はどのくらい?こちらは食生活改善推進委員会の出展です。野菜をカゴに入れて計量させ350gピッタリを目指す。お堅い内容で子どもたちの食い付きを心配していましたが、なんと開始早々人だかりが出来、午前中に景品野菜が品切となる大人気でした。
志賀中美術部の作品展示も。額縁にはどんど焼きで薪にするはずだった廃材を使いプチSDG.S。大小様々な絵や見事な切り絵が出展されました。体育祭の学級旗も提供いただきました。
中学校友愛セールの出張販売も。提供品を廉価で販売し部活動費用に充てます。
顔はめボードは中学生有志の作品。こちらから依頼をせずとも『こんなんあったら面白いやん!』って自分達で作ってくれました。
絵本の読み聞かせ。学校や介護施設などで活動されてる(はんぶんこ)さんというボランティア団体です。座って絵本を読むだけなのかなと思っていましたら、ド派手な仮装で登場!演奏や紙芝居を交えて見応えのある公演を披露してくださいました。
自由ワークショップ。額縁が描かれた用紙に思い思いの絵を描いたり。大きな発泡スチロール板にテーマである【つながろう西戸崎】とマスキングで仕込んだ上から西戸崎の海に沈む夕陽を。この絵は美術部在籍の中学生が描いてくれました。その背景の上に参加者がみんなで落書きをし、マスキングを取ると文字が浮かび上がる趣向です。
会場を飾り付けた風船や参加賞のお菓子は中学生たちが前日まで手伝って準備してくれました。当日も『あそこのオジサンたちにお弁当とお茶もっていって!』と頼むと中学生の男の子たちが風のような早さで運んでくれました。父兄の皆さんも出勤前に朝の搬入だけとか昼食の引き取りだけなどお手伝い参加してくださいました。習い事が終わって午後から駆けつけてくれた人もいました。
今回のイベントは西日本新聞でも取り上げられました。